今回ご紹介するのは、筆者が友人から聞いた「子供の高額課金」にまつわるエピソードです。娘が「あるもの」に課金しすぎていて怒ったものの、「ママだって……!」と指摘されて言い返せなかった理由とは?

娘に高額課金をやめるよう言うと、「ママとパパも……」!?

夕方、大学から帰ってきた娘をリビングに座らせ、早速携帯料金が高額だった旨を告げました。

「携帯代、こんなに払えないわよ!」と怒ると、意地になったのか「今度から携帯代は自分のバイト代で払う」と言ってくる娘。

私としては、携帯料金を自分で払わせたいわけではありません。高額な課金をやめさせたいのと、漫画に夢中になって学業が疎かになるのを防ぎたかったのです。

そこで、「漫画ばっかり読んでるみたいだけど、勉強は大丈夫なの? ほどほどにしなさいよ!」と注意したところ、「パパとママだって漫画たくさん持ってるでしょ!」とつっこまれてしまいました。

そう、実は私も旦那も漫画が大好きで、家の大きな本棚には漫画本がぎっしり並んでいるのです……。

漫画に課金したくなる気持ちは分かります。言葉に詰まる私に、「まぁ先月はさすがに漫画買いすぎたから、これからは気をつけるね」と冷静に宣言する娘。

結局、今後の携帯料金に関しては、基本の料金は今まで通り家のお金で払うけれど、WEB漫画に課金した分は娘が自分で払うということになりました。

最後に

昔は読みたい漫画があるとお店に買いに行く必要がありましたが、今ではクリックひとつですぐに読めるようになりました。便利なぶん、ついつい買いすぎてしまわないように、気をつけないといけませんね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N