今回は筆者が知人から聞いたお話を紹介します。50代半ばになり、同じ話を繰り返すようになった旦那を「まだ若いし」と放置していたら、脳検査によって衝撃の事実が発覚して……!?

旦那にかすかな異変……そのまま放置していたら、事件が!?

私は60歳を目前にした主婦です。子供も家を出て、これから同い年の旦那と「2人で老後を満喫しよう」と話していた矢先、ある出来事が起こりました。

50代半ばくらいから、同じ話を繰り返ししてくることが増えた旦那。しかし、もの忘れなどの他の症状はありませんでしたし、何より私たちは認知症にはまだ早い年齢だと思っていました。

そのため、旦那が同じ話をしてきても、「その話、昨日も聞いたよ〜! 最近同じ話多くない?」と笑い飛ばしていたのです。

しかし2人で一緒にショッピングモールに行った時、信じられないことが起こりました。

買いたい商品を物色していた私が、「この商品買っていい?」と話しかけようとして旦那に目をやると、なんと旦那が会計が済んでいない商品をカバンに入れようとしていたのです!

その時は私が「何やってるの!」とすぐに止めに入ったため、事なきを得ました。

しかし旦那に、なぜそんなことをしたのか聞いても、「自分でも全くわからない」と言うばかり。

そして「また変な行動をとってしまうのではないか」という恐怖から、仕事に行く以外は全く出かけなくなってしまった旦那は、次第に元気をなくしていきました。

見かねた私は、旦那に脳検査に行くよう勧めました。そしてその検査結果によって、私たちは老後の計画を大きく変更することになったのです。