お金の価値観は個々によって違うものですが、あまりにもかけ離れた人とお付き合いするのは難しいですよね。これは筆者の友人・H江から聞いたママ友との間で生まれた価値観の違いに関するエピソードです。
馴れ馴れしいママ友・T子
私は息子が小学校4年生の時に引っ越しをしました。
新しい学校の保護者にはT子という人がいて、このT子は私が初めて行った懇談会のときに、妙に馴れ馴れしく話しかけてきた人でした。
他の保護者の人は何となく遠巻きに見ている感じで、私はその雰囲気が気になっていたのですが、T子は有無を言わせない勢いがありました。
強制的にLINEを交換させられると、毎日のように「買い物行く?」「一緒に行こう♡」と誘ってくるようになったのです。
シェア
私がT子と買い物へ一緒に行くと、必ず「シェアしようよ」といって、量の多い肉や野菜をカゴに入れてきました。
しかし、レジでのお会計のときに「あ、忘れたものがあるから見てくるね!」と言って、いなくなってしまうのです。
シェアするのは構わないんですが、T子はいつもお金を払ってくれませんでした。
私はある日、意を決して「今までシェアした分のお金、払ってくれない?」と言うと、T子は「え? 私が払わないとでも思ってるの? ちゃんと払うよ!」と言ったのですが、いっこうに払う様子はありませんでした。
ママ友・Sさんからの情報
私は近所に住んでいるSさんとも仲良くさせてもらっていました。
T子のことで頭を悩ませていた私は、Sさんに相談することにしたのです。