体裁ばかりを気にする人は、時に驚くような言動をとることがあります。大切な子どものことを身内に悪く言われたら、あなたはどうしますか? これは筆者の友人・F美から聞いた体裁を気にする義母と対決したエピソードです。

覚悟

義母は今まで何も言わなかった私が反撃したことに、驚いたような顔をしていました。
私のことならともかく、S太のことを「いないものだと思う」という最低な発言をしたことは、絶対に許せなかったのです。

「ちなみに、私はあなたとのお付き合いは今後一切致しません。それが不満なら、この家を出て行っても良いと思っています。それくらいの覚悟ですので、ご自分が吐いた暴言を思い出してください!」

私が面と向かってこう言うと、義母はムッとした顔をして帰っていきました。

報告

私は帰宅した夫に今回のことを全て報告しました。
夫はS太のことをとても大切にしていたので、「全部おふくろが悪い。嫌な思いをさせてすまなかった。俺が今後一切関わらないでくれって連絡するから。」と言ってくれました。

長男もS太のことを悪く言う義母を快く思っていなかったので、我が家は義実家との一切の付き合いをお断りしました。
義母は心無い暴言で、自分の老後を寂しいものにしてしまったようです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K