幼稚園で年に一回行われる発表会。我が子が何をやるのかドギマギしてしまいますよね。ただし、親の希望通りにいかなかったからといって、幼稚園に文句を言うのはちょっと違いますよね?
今回ご紹介するのは、幼稚園の発表会で我が子が目立つ役に選ばれたことから、仲の良かったはずのママ友の態度が一変したエピソードをお届けします。

夢がかなった息子! しかしママ友が......

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ところが、発表会前の保護者会で、仲良くしていたママ友がとんでもないことを言い出したのです!

「なんで〇〇くんが大太鼓なんですか? うちの子が地味な鍵盤ハーモニカなんて納得いきません。うちの子の方が体格いいし、目立って適任だと思います!」

私はショックを受けました。
しかし次の瞬間、先生が見事に諭してくれたのです。

先生の言葉に、その場にいたみんなが拍手で賛同。ママ友は何も言うことができなくなってしまいました。

ママ友が文句を言い出したときは、息子が見下されたようで腹が立ちましたが、先生の言葉が身に染みて救われた気分になりました。
ちなみに、後から分かったことですが、ママ友の子は自ら鍵盤ハーモニカに立候補していたそうです。

親の見栄やエゴで幼稚園にクレームを入れるのは、先生や他の保護者に失礼なだけでなく、なにより頑張っている自分の子どもがかわいそうです。クレーマーにならないように気をつけたいものですね。

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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:佐田 静
ftnコラムニスト:はぴまる