突然病気が発覚すると、ショックを受けてうろたえてしまうもの。家族からのサポートがあれば安心して闘病できますが、家族が頼りにならないケースもあるようです。今回は知人から聞いたエピソードをご紹介します。

突然の病気発覚

A子は健康診断で、思いもよらない病気が見つかってしまいました。初期のがんが発覚し、入院して手術することになったのです。
病気のことを夫のB男に伝えると、「入院中は俺はどうすればいいの?」と言ってきました。
てっきりお見舞いのことかと思ったA子。でも、B男は入院中の家事のことを心配していたのです。

妻の健康を心配しない夫

A子は自分の病気のことで精一杯で、入院中の家事のことなんて考える余裕はありません。
「自分でなんとかして!」と突き放すと、B男は「仕事で疲れているのに、家事なんてできるわけないだろう」とブツブツと文句を言ってきたのです。
そもそもA子とB男夫婦は共働き。自分だけが家事をしていたことに、A子は不満を抱いていました。

A子が「私の体より、家事のほうが心配なの!?」と怒ると、B男は「初期のがんなら治るだろう?」と平気で言い放ちました。
病気のことを心配しないB男に、ショックを受けたA子。大ゲンカになってしまい、冷戦状態でA子は入院したのです。