毎年4月は、小さな身体にランドセルを背負って小学校に通う新1年生の姿を見るようになりますね。知らない子でも心の中で応援したくなってしまうような健気な姿、親は当然大きな心配を抱えているはずです。ということで今回は、友人の子どもが1年生だったころの体験談をお届けします!

「学校で何か嫌なことがあった?」「友達と喧嘩でもした?」と気がかりだったのですが、やっと聞き出した理由はなんと「ママが迎えに来るのがイヤ。もう迎えに来ないでほしい……」というものでした!

親が思うより成長しているのかも

さらに詳しく聞いてみると、どうやら息子は大人抜きで友達と帰ったり1人で道を歩いたりしてみたかったのだそうです。
それなのに私が学校の近くまで迎えに行ってしまったので、ガッカリしたんだとか。

私にとっては心配なだけの通学も、息子にとっては1歩大人に近づける楽しみなことだったんですね。
話を詳しく聞いて、私は改めて息子と交通ルールを確認しました。そして、「これからは家のベランダから見るだけにするね」と約束したのでした。

まとめ

親はどうしても心配してしまいますが、子どもは意外と前向きに成長しようとしているのかもしれませんね。過保護になりすぎず、放置しすぎず、ほどよい距離感で見守りたいものです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの