今回のお話は、嫁姑問題に悩む筆者の友人から聞いた体験談です。友人は嫁として、姑から色々なものをもらっていましたが、その中には傷んだ野菜など処分に困るものが混ざっていたそうです。「いらない」と言えずに受け取り続けていたのですが……。

姑は嫌がらせでやっていた

別居から月日が経ったある日、姑が
「同居していたころより、生ごみが増えて大変でしょう?」
と嫌味ったらしく言ってきたことがありました。
この時、A子は「姑は嫌がらせで傷んだ野菜を渡していたんだ」と気が付いたのです。

そこで、A子は思い切って姑に言い返しました。

「いいえ。生ごみは裏庭の野菜を育てるのに、すごく役に立っています。肥料として有効活用しているんです」と。

すると、なんと姑が「イヤゲモノ」を渡してくることは一切なくなりました。
嫁に嫌がらせをしていたはずが、有効活用されていたと知り、面白くなくなったのでしょう。
困っていないと分かると、途端に渡さなくなるというのもいかがなものかと思いますが……。
100%善意で渡してくれていると思っていた分、姑の本性にはガッカリしました。
やんわりと言い返すのも悪くないなと思った出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:雲川 はるさめ