妻に家のことを全て押し付ける亭主関白な夫。どうして妻に対して平気で偉そうな態度をとってくるのでしょうか。今回は、私の知人Aさんから聞いた体験談です。Aさんの夫は自分のことは棚に上げて、妻のことは考えない人で……?
こんな夫いらない
数年後、家事・育児・仕事の全てを頑張った結果、まとまったお金ができたAさん。
「そろそろ金もたまっただろ? 海外旅行に行こうぜ」と言ってきた夫を、次のセリフで一瞬に奈落の底へ突き落とします。
「あなたなんてもういらない。離婚しましょう」
Aさんが正社員になったのは、夫の頼みを聞きたかったからではありません。離婚のためにお金を貯めようと思ったからでした。
そんなことは一切予想していなかった夫は大慌てで拒否しますが、Aさんの気持ちは固まっていました。
「私より収入の低いあなたに、家事も育児も押し付けられてもうヘトヘトなの。あなたから解放されることが私にとって最高の贅沢よ」
Aさんはこう夫に別れを告げたのでした。
離婚を決めた瞬間からのAさんの行動力には驚きましたね。家事や育児を手伝ったり、感謝の気持ちを伝えていたら、結果は違ったかもしれません。お互い働いているのにも関わらず、家事育児を妻に任せっきりにする夫には、「見捨てられるかもしれない」と危機感を持ってもらいたいものですね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:花澤ひかる