子どもはときに、親が予想していなかったことをしはじめますよね。時間や心に余裕があるときなら、親もやさしく見守ろうと思うのですが……。今回は私の実体験から、絵本に影響された息子の取った行動に私が思わず絶叫してしまった話を紹介します。

数々の大ピンチが紹介された絵本が大好きな息子

日常生活で起こりうる大ピンチの数々やそのレベル、ピンチに見舞われやすい危険度が紹介された絵本が大人気となっていますが、私の息子(小学1年生)もこの絵本が大好きです。

息子がこの絵本に初めての出会ったのは地域の図書館だったのですが、児童館や友人宅でこの絵本を見つけるといつも手に取り、見入っていました。「ここまで好きなら買ってあげよう!」と考えた私は、インターネットでこの絵本を購入。息子にプレゼントしました。

絵本をプレゼントしたものの、予想外の出来事が!?

しかし、私がプレゼントした絵本を手にした息子は、私が予想していなかったことを始めてしまいました。

なんと息子は、絵本で紹介されている大ピンチを一つひとつ再現しはじめたのです。私が息子に理由を尋ねると、「大ピンチを乗り越えたいから!」とのこと。本当に何を考えているのか分かりません……。

牛乳をわざと多く注ぐ→こぼれる→すする→またこぼす

私が思わず「やめてくれ~!」と絶叫してしまったのが、絵本で最初に紹介されていた「牛乳を注ぎ過ぎてこぼしてしまう」という大ピンチです。

息子の場合は確信犯なので、まずはコップに牛乳をわざと多く注ぎ、こぼすことから。このピンチは、こぼれた牛乳を口ですすることで乗り越えられます。しかし、すすっているときに頭がコップにあたってしまい、残りの牛乳がまたこぼれてしまうのです。この一連の流れを朝からわざとやられたら、私としてはたまったもんじゃありません。