子どもに何か伝える時に、詳しく細かく、きちんと目を見て伝えることを怠ると、とんでもない事態になってしまうかもしれません。
今回は筆者の友人Cさんから聞いた、親子共々やらかしてしまったお留守番エピソードをご紹介します。

戸惑いつつも、息子へ説教

なんと、リビングにいたのは、息子のお友達と思しき男の子たちで、1人2人ではなく、8人もいたのです! そのうちの4人はリビングでテレビゲームをしていて、他の4人はダイニングでお菓子を食べていたり、キッチンに入って冷蔵庫を漁っていました。呆然としてしまったCさんでしたが、時間はもうすぐ夕方の6時になろうとしていたので、我に返って子どもたちに帰宅するよう促しました。
とにかく全員の名前を聞いて帰らせた後、息子に説教しました。しかし、「親が不在の時に家に友達を入れない」というルールがなかったこと、実際にキッチンを使ったのはCさんの息子ではないからルールを破ってはいないことなど、息子は言い訳を述べました。
確かにルール作りが甘かったなと反省したCさんは、頭ごなしに怒ったことを息子に謝って、その日のうちに新しいお留守番のルール作りをしたのでした。

確かに好きにしてていいと言ったのはCさんなので、責任はありますが、息子への伝え方の難しさを痛感したCさんでした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:南さおり