今回は、筆者の知人Bさんから聞いた、お友達のおうち事情エピソードをご紹介します。
娘「ねーねーパパってどっちもお家にいるのー?」
Wちゃん「ううん、1パパはお家にいるけど、2パパには土日に会いに行くんだよー」
娘「へーWちゃんはどっちのパパが好きなのー?」
Wちゃん「んー1パパは朝も夜もいて毎日顔合わせてるけど、2パパはお兄ちゃんみたいな感じだしー、ママは2パパといる時の方がきれいな感じがするから、2パパかな〜。でも2パパと会うことを1パパに言っちゃいけないって言われてるから、なぞ〜」
娘「ふーん、そーなんだー。ねーねー次はこれで遊ぼうよー♪」
Wちゃん「いいよー!」
といった会話が繰り広げられていました。図らずも1パパ2パパの存在を耳にしてしまったBさんは、(……2パパは、パパじゃないな。)と確信したのでした。
Wちゃんのお母さんに遭遇
その数日後、学校の保護者会でWちゃんのお母さんと会いました。
「Bさんこんにちは! この間は娘がお邪魔しちゃったみたいで、すみません〜!」と話しかけてきてくれたので、つい口が滑ってしまい、1パパ2パパの話をWちゃんがしていたことを話してしまいました。
「すみません、余計なことかとは思いますが、リビングで遊ばせていたらそんな会話が耳に入ってきたので、念のためお耳に入れておこうかと思いまして。」と付け加えるも、Wちゃんのお母さんは真っ青な顔をして、その場をそそくさと離れていきました。
その後、娘に聞くと「なんかね、パパの話はしちゃダメって言われちゃったんだって!」とのこと。
生涯を誓ったパートナーがいるにもかかわらず、不倫をして子どもに会わせる考えは共感できませんが、おしゃべりな子を連れて行くと、秘密が筒抜けになってしまうこともあるようですね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:南さおり