初めて会った時は「いい人」だと思ったのに、付き合いが深くなるにつれ「この人距離置いた方がいいかも」と危険を感じたことはありませんか? 今回は、筆者の知人から同じマンションに住んでいるママ友同士でそんな体験をしたMさんのエピソードを聞いてきました。
ネットショッピングが趣味のMさん
フルタイムで働くMさん。
彼女の趣味は、家族が寝静まった深夜にこっそりネットショッピングを楽しむことでした。
子どもが通う幼稚園で同じクラスになったのがきっかけで、マンションに住んでいるKさんと親しくなったんだとか。
ある日幼稚園の送迎バスを待っている時、Mさんが「私よくネットショッピングするんだけどね〜。置き配が心配で困っているんだよね」とポロッと口にしました。
Kさんが、荷物を預かってくれることに
実は、先日注文した商品をいつものように玄関の前に置き配してもらった時、Mさんが帰宅すると箱が潰れていました。
すぐに中の商品を確認すると、プラスチックにヒビが入って破損していたんだとか。
配達業者の責任なのか? もしかしたら、近所の子どもたちがイタズラしたのか? Mさんは、自分がちゃんと受け取っていればこんな事態にはならなかったのに……と色々と反省し商品は諦めました。
Mさんから話を聞いたKさんは「じゃあ、今度から置き配見つけたら、私が預かっておくよ!」と申し出てくれたのです。
Kさんの悪どい本性に気づく
それからMさん宅の荷物は、Kさんが預かってくれるようになりました。
Mさんも、Kさんを信頼し「いつも助かってるよ! 本当にありがとう」と喜んでいました。
しかし、Kさんが何度かMさん宅の前で直接配達員の方から荷物を受け取っているうちに、Mさんが在宅している時もKさん宅に直接、届けるようになったんです。
Kさんも食品などは「ダンボールのままだと冷蔵庫に入らないから、開けたよ〜」と商品を勝手に開封するようになり、Mさんも不安に思っていたころ……。
Mさんに渡す前に、商品を何個か抜いたり、ひどい時には「届いてない」と嘘をつき、商品そのものを盗まれるようになったのです。