久しぶりの実家では、のんびりリラックスして過ごしたいもの。しかし、都会で一人暮らしをしているA子さんは、フラッと帰省した田舎の実家で、のんびりどころか「身の毛もよだつ恐怖体験」をするハメになり……!?
実家で何が起こった!? まさか……ヤバいことしてない!?
「い、嫌な予感しかしない……! 」
A子さんが帰宅したことに気付き「あら、おかえり」と出迎えたご両親。
しかしなんと、その手には大きなノコギリと鋭利なナイフが握られているではありませんか!
しかも二人とも、服が血まみれ!!!
「ギャーッ!!!!! 」
思わずA子さんは腰を抜かし、その場にへなへなと座り込んでしまいました。
「あらヤダどうしたの! あ、これはね、イノシシよ、イノシシ! 猟師のお友達に一頭まるまる譲ってもらってね〜。一回捌いてみたかったんだけど、思った以上に大変だわぁ〜! 」
「道具もな、借りたんだぞ! けっこう力がいるもんだなー! 」
一瞬、恐ろしいことが頭に浮かんでしまったA子さんは、イノシシで良かった……と、少しホッとしたようでした。
まさかイノシシの解体中だなんて予想できなかっただけに、本当に驚いて絶叫してしまったそうです。ちなみにこの件以来、A子さんはどんなときでも必ず電話を入れてから帰省するようになったそうです。
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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:花池すず
ltnライター:Yukky111