既婚者同士の男女が、お互いのパートナーについての不満やグチを話し合ううちに、いつしか恋仲になってしまう……そんな不倫劇はドラマの世界だけの話ではないようです。しかも、不倫相手がお互いの家族とも仲が良かったら、やがて訪れる悲劇を想像しただけで恐ろしいですよね。
今回は家族ぐるみで仲良しだった夫婦が、禁断の恋に落ちてしまったW不倫のお話しを紹介します。

心を許した相手は、家族ぐるみで仲良しだったあの人でした

ftnews.jp
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気づいた頃には、S子さんとN男さんはもう引き返せないところまできていました。お互いのパートナーと別れる決意を固め、なんとそのことをパートナーだけでなく子どもたちにまでカミングアウトしたのです!!

「ママはN男さんが好きになっちゃったの……」
「パパはS子さんのことを愛してるんだ……」

それぞれの家庭に突然投下されたまさかのカミングアウトに一同大混乱!
結局、S子さん夫妻もN男さん夫妻も離婚することになりました。

しかし、その後、S子さんとN男さんが再婚することはありませんでした。久しぶりのドキドキする恋愛で自分を止められなかったとはいえ、相手の家族も自分の家族も苦しめてしまったことに心底反省したのです。

ちなみに、離婚したS子さんの元旦那さんとN男さんの元奥さんも、いまだ再婚はしていません。この件がトラウマになり、次の恋愛へ進む気になれないのかもしれません。

それにしても、子どもたちにまで不倫をカミングアウトする必要はなかったのでは……と思ってしまいますよね。不倫の渦中にいる本人たちは、子どもたちが傷つくことを想像する余裕もなかったということなのでしょうか。子どもたちの傷が癒えることを願うばかりです。

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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:藤島がらす