いつの時代においても、悩みの種となりやすいのが嫁姑関係ですよね。表向きはやさしい姑だったけれど、裏では嫁の悪口や文句ばかり言っていたなんてことも。今回は私の友人A子さんから聞いた姑の話を紹介します。

会話を聞いてしまいショックを受けるA子

先日、義実家の広い庭で子どもとかくれんぼをしていたA子。たまたま家を訪れていた近所の年配女性と姑との会話を聞いてしまい……。

やさしいと思っていた姑がなんと「うちのお嫁さん、いい歳して気が利かないというか」とA子の悪口を言っていたのです。A子から何度手伝いを申し出ても、断っていたのは姑の方です。それを「気が利かない」と言われてしまったことに、A子はショックを受けてしまいました。

強引にでも手伝うべきだった!?

姑の裏の顔にゾッとしたA子でしたが、同時に自分の至らなさも認識。やはり「できる嫁」は、たとえ姑に断られたとしても、半ば強引にでも手伝うべきなのかもしれないと悟りました。

夫と結婚して姑とも家族になったとはいえ、同性の先輩である姑は最も気を遣う相手であることに変わりはありません。手伝わずに文句を言われるよりも、手伝ってから文句を言われる方が、最低限「手伝った」という事実は残るのでいい、と思ったA子でした。

せっかく嫁に手伝う気持ちがあっても、姑に裏で悪口を言われているのを知ってしまったら嫌な気持ちになるのは当然のこと。何か考えがあってのことだったのかもしれませんが、近所の女性にA子の悪口や愚痴を言うくらいなら、A子の申し出を断るべきではありませんよね。今でも「できる嫁」であろうと頑張るA子のことを尊敬します……。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K