不倫をした側は、不倫が終わると「もう関係を終わらせたし大丈夫」と安心するものなのかもしれません。でも、不倫された側からすると何も「大丈夫」ではありませんよね。今回は不倫の罪を甘く見ていた夫のエピソードを筆者の知人の女性に聞きました。
「そんな昔のことを今さら……」じゃない!
予想外の展開に夫は驚愕!
しかし、夫にとってはすべて過去のことなので、「そんなに昔のことを今さら言わなくても」「とっくに別れてるんだし」と言い訳してきました。
とはいえ、私もここまでただ仮面夫婦を続けてきたわけではありません。それなりに心づもりをしてきました。
実は、配偶者の不貞行為に対する慰謝料の請求は、不貞行為の事実を知ってから3年以内と決められています。
しかし、不貞行為の事実は知っていても不貞行為の相手の名前や住所などを特定できていない場合にはこのパターンは当てはまらず、特定できた時点からカウントが始まるのです。
もちろんいつまででもOKというわけではなく、不倫が行われてから20年以内という制約はあります。ですが、私は夫の不倫を知ってはいたものの相手の特定はしていなかったので、まだ慰謝料を請求できるということになるのです。
絶対に許さないからね♡
この時のために、相手の特定はしていないものの、夫の昔の携帯電話やボイスレコーダーの音声をこつこつ証拠として集めていた私。
年月がたっているとはいえ、本気で調べれば相手の特定もできました。
結果、夫はのんびり老後の生活を楽しむどころか、老後の生活資金を慰謝料として私に支払うことに。もちろん離婚も成立させ、熟年離婚で妻も失うことになったのでした。
まとめ
妊娠・出産に関する恨みは一生物です。命をかけて子どもを産んでくれた妻に対する裏切り行為は許されるものではありませんよね。夫は終わったことだと思っていたのでしょうが、そんなに甘くはありません。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの