私の家の近所のスーパーの中にあるパン屋さんは、焼き立てパンの試食もできる人気のお店。そこで見かけた名物女性は、試食が始まるたびにやってきては試食レベルではない量のパンを食べ、ついにはまさかの行動に……。何があったのか私が見た目撃談をご紹介します。
まさかの行動にドン引き
ある日、買い物中にまたその名物女性を見かけました。
どうも次のパン屋さんの試食を待っているようでスーパーの店内をウロウロしながら様子を伺っています。
パン屋さんから焼きたてを知らせるベルが鳴ると、一目散にかけて行って試食を始めました。
その日はそれだけにとどまらず、ビニール袋に試食用のパンをコソコソ入れてカバンの中に隠しているのを目撃してびっくりしました。
さすがにお店の人からも注意を受けていましたが、それにもまだ凝りず次の試食時間には上着を脱いでマスクをして、帽子をかぶり、また次の試食を狙っていました。
本人は変装しているつもりのようでしたが、もちろん周囲にはバレバレです。
それから数日後、いつものように買い物に行き、パン屋さんを覗くと、「パンの試食は終了させていただきます。」の案内が……。
名物女性のせいかはわかりませんが、試食コーナーはなくなってしまいました。そして、それ以来その女性をスーパーで見かけることもなくなりました。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Kumi.M