人の家の事情も知らず、自分たち世代の古い価値観を押し付ける姑は、とても厄介な存在です。筆者の友人・F子は、姑との価値観の違いに頭を悩ませていました。何が何でもF子を論破しようとする姑に対し、F子のとった行動とは? 何があったのかF子から聞きました。

古い価値観を押し付ける姑

私は夫と息子の3人家族です。
近所には姑が住んでいますが、この姑がいちいち私たちの生活に口を出してくるので、少し苦手意識を持っていました。

夫の収入が少ないこともあり、私は子どもを保育園に預けて働くことを決めました。
しかし、そのことを知った姑は
「子どもが小学校に上がるまでは一緒にいるべきよ!」
「女が家のことをほったらかして仕事するなんてありえない!」

と、驚くほど古い価値観で攻撃をしてきたのです。
とは言え、何か援助をしてくれるわけではありません。夫とはきちんと話し合っていたので、私は働きに出ることをやめるつもりはありませんでした。

姑の攻撃

私が働きだしてから2ヶ月ほど経った頃、いきなり姑が家に押しかけてきました。
子どもを預けて働いていることを散々責められ、

「三つ子の魂百までっていうでしょ? 3歳までは一緒に生活しろってことなのよ。まだ小さいのに子どもを他人に預けて働くなんてありえません!」

と意味をはき違えた文句を言われました。

『三つ子の魂百まで』って違う意味じゃない? と思いながら、あまりにも古い価値観を押し付ける姑に、ふつふつと怒りが沸いてきました。