家庭のあり方は人それぞれ。ですが、お互いに納得していなければヒビが生まれてしまうでしょう。筆者の知人Aさんの夫は「仕事は俺、家事はお前」という考えの持ち主だったそう。何もしない夫に納得できないAさんが、夫にぶつけた疑問とはいったいどのようなものだったのでしょうか。Aさんから話を聞きました。
夫、素直に反省
これまで仕事と家事を分担しているので1つずつで平等だと主張していた夫。育児があるからAさんが2つになって平等ではないという主張は、夫に響いたようです。わかりやすく数字で示したのがよかったのでしょう。
その日、夫は家事で忙しいAさんに代わって娘の面倒を見てくれました。とても助かったAさんは夫をべた褒め。夫はやる気を出したようでした。
だんだんと助け合える夫婦に
この経験を通して、夫は助け合うことの大切さを学んでくれました。何かを手伝ってとお願いしても、これまでのように嫌な顔をして「そっちの仕事だろ」と跳ね除けることがなくなったのです。
正直、これまで何もやっていなかった夫の家事や育児のやり方については、まだまだ不十分なところもあります。しかし、せっかくやってくれるようになったのに、やる気を損ねるようなことがあってはなりません。Aさんは夫を上手に育てながら、家事・育児の戦力となるようにしていきたいと語っています。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶