家庭のあり方は人それぞれ。ですが、お互いに納得していなければヒビが生まれてしまうでしょう。筆者の知人Aさんの夫は「仕事は俺、家事はお前」という考えの持ち主だったそう。何もしない夫に納得できないAさんが、夫にぶつけた疑問とはいったいどのようなものだったのでしょうか。Aさんから話を聞きました。

これって本当に平等なの?

Aさんは結婚5年目、3歳の娘を育てながら働くワーキングマザーです。夫は育児や家事にノータッチでAさんはとても大変な思いをしていました。

夫の考えは「仕事は夫、家事は妻」というもので、確かに夫の方が収入も多いのでAさんはそれを受け入れてしまっていたのです。

しかし、何度も「仕事は俺、家事はお前だろ? これで1つずつなんだから平等だ」と言われるうちに、「これって本当に平等なの?」と思うようになっていました。

Aさんが夫へ疑問をぶつける

仕事から帰ってきて、子どもの面倒を見ながら夜ご飯の準備をするAさん。その日は夫の方が帰りが早く、夫はソファに座りゆっくりしています。

Aさんが夫に手伝いをお願いすると、夫は「家事はお前の仕事だろ〜」といつもの主張をしてきました。

カチンときたAさんは思わず言い返してしまいました。

「仕事は俺、家事はお前って言うけど、育児はどうなの? 育児まで任されたら私が2つになって平等じゃないんですけど!」