春は引越し業界の最繁忙期と言われています。進学や就職、転勤などで引越しをする人も少なくありませんよね。でも、引越し業者は慎重に選んだほうが良さそうです。今回は予想外のトラブルに巻き込まれた友人から聞いた話をお届けします!

今夜どうすればいいの?!

慌てて確認してみると、部屋にある荷物の半分以上が別の人の物だということが判明しました。いいかげんな業者のせいで荷物が入れ替わってしまっていたのです……。

しかも、ダンボールには「北海道」という文字が。どうやら荷物の持ち主の引越し先は北海道のようです。

私は急いで引越し業者に問い合わせました。しかし業者は「明日以降しか対応できない」と不誠実すぎる対応!
とりあえず布団も何もなくて困るので、せめて自分の携帯番号を、荷物を取り違えた相手に伝えてほしいと頼むと、それはさすがに業者も承諾してくれました。

業者選びは慎重に

しばらくして相手から着信が!
幸運なことに相手も若い女性だったので私は胸を撫で下ろしました。

同じ境遇に意気投合した私たちは、お互いの荷物を開けて寝具やドライヤーなどを使うことを許可しあい、なんとかそれぞれの新居で朝を迎えたのでした。

しかも相手の女性は強気な人で、業者にかなり強めにクレームを入れてくれたので、結局私も引越しの代金をタダにしてもらえました。
引越し費用の半分は会社が出してくれたお金でしたが、残りの半分は自腹だったので、正直かなり助かりました。

とはいえ、忙しかったのはわかりますが、もうこんなずさんな対応の業者には絶対頼みたくありません……。
皆さんも、どんなに急な引越しで焦っていたとしても業者選びは慎重に行ってくださいね!

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの