普段はともかく、体調が悪いときにはパートナーに協力してもらいたいと思うものです。しかし何もしない非協力的なパートナーだったら、あなたはどうしますか? これは筆者の友人・Hから聞いた非協力的過ぎるモラハラ夫のお話です。

暴言

ここで頑張ったのは5年生の娘でした。
見よう見まねで洗濯・料理・掃除をこなし、弟の面倒まで見てくれていたのです。

私が隔離期間を終えたその日、夫は帰宅後に「いつまで病人気取りなんだよ。早く飯を作れ!」と怒鳴り出しました。
呆れた私が「家族が困っているときにどうして協力してくれないの?」と言うと、夫は

「いつまでも不味い飯食わせるんじゃねぇよ!」

と一言。
せっかく娘が一生懸命やっていたことを全否定するような暴言を吐いたのです。

子ども達の反撃

夫の暴言に怒ったのは1年生の息子でした。

「お姉ちゃんは一生懸命やってたんだよ! パパが何にもしないから、全部お姉ちゃんがやってたんじゃん! パパなんかいなくなっちゃえばいいんだ!」

と反撃。
娘には「もうパパとは思わない。そんなに文句があるなら、ママと離婚しなよ。私たちはママと一緒に出ていくから。」と言われてしまったのです。

子ども達の言い分はごもっとも……さすがに夫も何も言えず、気まずそうに自分の部屋へ行ってしまいました。

出した結論

私は今回のことで、夫と一緒にいる意味が分からなくなりました。
いい機会だと思って、子ども達を連れて実家へ帰ることにしたのです。

私がいないので家事が滞り大変なのかもしれません。その後何度も夫からは連絡が来ていますが、知る由もありませんよね。これから離婚に向けて話し合いをしようと思っています。
子ども達も、パパのいない生活を何とも思っていないようで、2人とも「スッキリした!」と毎日楽しそうにしています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K