知人女性のA子さんは、旦那さんと5歳の息子さん、3歳の娘さんと幸せに暮らしていました。子どもはA子さんにとって大事な宝物です。しかしお義父さんは男尊女卑思考が強く、孫を性別で差別していました。
そんなお義父さんが、ある事件をきっかけに改心することになり......!?
そんなお義父さんが、ある事件をきっかけに改心することになり......!?
孫差別がひどい! 男尊女卑の義父
お義父さんは息子だけを可愛がり、いつも娘のことは後回し。A子さんは寂しそうにしている娘のことを思うと、お義父さんの態度が許せませんでした。
本来なら、息子である旦那さんからお義父さんに注意してもらいたいのですが、情けないことに旦那さんは厳格な父親が怖いようで、何も言えません。
そんなある日、義実家で娘の鳴き声が……。
娘は「お兄ちゃんに叩かれた!」と言うので、「妹を叩いたの? どうして?」と息子に聞くと「だって僕は男でエライのに! おもちゃを返してくれないから!」と、信じられない言葉を口にしたのです──!
この言葉にショックを受けたA子さん夫婦は、義父母と話し合いを設けることにしました。
ところが、お義父さんには何を言っても「何がいけないんだ!」「間違ってないだろう!」と話がまったく通じません。
しかし、この事態に黙っていなかったのはお義母さんでした!! 「孫にまで自分の思想を押し付けるなら離婚です!」と怒りだしたのです。
お義母さんに「離婚」とまで言われたお義父さんは、ようやく反省し、今では2人の孫を平等に可愛がるようになり、娘さんも笑顔を取り戻したそうです。
自分の考えを変えるというのは難しいかもしれませんが、お義父さんは幼い孫の寂しそうな姿を見ても心が痛まなかったのでしょうか……?
とにもかくにも改心してくれて良かったです。
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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:佐田 静
ltnライター:一瀬あい