子ども同士で遊ばせていると、ちょっとした喧嘩は付き物ですよね。大体の場合は「お互い様」で終わることが多いですが、中にはそうとも言えないパターンもあるようです。今回は子どもの喧嘩に対する価値観の違いについて、筆者の友人が話を聞かせてくれました。

他の子を叩いてしまう

私は幼稚園児の息子を育てています。
最近では息子の行動範囲も広がり、さまざまな子とお友達になる機会も増えました。
中でも、同じマンションの子たちとは毎日のように公園で遊んでいます。

みんないい子たちなのですが、その中に1人だけ、他の子のことをすぐに叩いてしまうAくんという子がいました。
とはいえ、子ども同士で遊んでいて「○○ちゃんが叩いた!」「○○くんが取った!」という話は日常茶飯事なので、私もあまり深く考えずに接していたのですが……。

でも、これはちょっと……

ある日、いつものように子どもたちを公園で遊ばせながら、近くでそれを見守っていたときのこと。

息子はその時ちょうどAくんと一緒にいました。
しばらくやりとりを見ていると、明らかに息子は悪くないのに、一方的にAくんが息子の頬を強く叩いたのでビックリ!

もちろん息子は大泣き……。
よほど強い力で叩かれたのか、頬は真っ赤になっています。

子ども同士のことだし、あまり神経質にはなりたくないけれど、さすがにこれはAくんのママにも言っておかなければいけないと思いました。私は息子とAくんを連れて、少し離れたところでほかのママ友と話していたAくんママのところへ行き、事情を説明しました。