あなたは自分のお子さんが、SNSを利用しているかご存じですか? 今回は筆者の知人Aさんから聞いた「我が子がSNSに書き込んでいた衝撃の事実」のお話をご紹介します。

娘に確認し検査することに

ソファーで昼寝をしていたBちゃんを起こし、Aさんは「SNS見ちゃったんだけど、どういうことか教えてくれる?」と恐る恐る尋ねました。

するとBちゃんは一瞬黙ってうつむき、「先月、生理がきていない」と泣き出したのです。その後、すぐにAさんは近くの薬局で検査薬を購入。急いでBちゃんに検査をさせました。

検査結果は「陰性」。AさんはBちゃんに、ことの経緯を聞きました。

「みんなSNSで彼氏ができたって自慢してて羨ましかった。初体験も終わったって言っていて、自分は遅れているって思った。それで焦って彼氏を作って……」

Aさんは娘からそれ以上のことは聞けませんでした。

SNSの怖さを実感

その後、Bちゃんが「妊娠したかもしれない」とSNSに書き込んだことが、友人間に拡散。Bちゃんは周囲から白い目で見られ、不登校に。Aさんは娘のことを考え、引っ越しを決めたそうです。

SNSが若者に与える影響は絶大で、SNSに書いてあることが全て真実だと思ってしまいがちです。またSNSは誰が見ているかも分からず、すぐに情報は拡散されてしまいます。

子供がSNSを使うのを否定するわけではありませんが、使い方を誤ってしまうと取り返しのつかないことになります。子供が未成年のうちはフィルタリング機能をつけるなど、ある程度親が制限を掛けられるようにしておいた方が安心でしょう。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:花澤ひかる