身内でも我慢ならないのに、赤の他人にあれこれ指図されたり、価値観を押しつけられたりすることほど不愉快なことはありませんよね。今回は私の友人A子さんから聞いた、古い価値観を押しつける常連客にうんざりした話を紹介します。
店長に相談したら……
A子は常連客に正直に身の上話をしたことを猛烈に後悔しました。共働きが当たり前の今の時代に、「結婚して旦那に養ってもらうことが女の幸せ」という古すぎる価値観をことあるごとに押しつけてくる常連客に会うのが苦痛になってきたA子。
「もう顔も見たくない……」と悩んだA子は店を辞めることも考えましたが、一度店長に相談してみることに。A子から事情を聞いた店長が、なるべくその常連客にはほかの店員か店長自身が接客担当になるよう調整してくれたのでした。心配してくれていただけかもしれませんが、結果的に常連客と距離を置くことができたA子は、今でもアルバイトと本業の仕事を頑張っています。
常連客ということもあって、なかなか無視したりあからさまに面倒くさい態度を取ったりはできなかったA子。店長が間に入って対応してくれたので、好きだった接客の仕事を辞めずに済んだそうです。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:ichika.K