身内でも我慢ならないのに、赤の他人にあれこれ指図されたり、価値観を押しつけられたりすることほど不愉快なことはありませんよね。今回は私の友人A子さんから聞いた、古い価値観を押しつける常連客にうんざりした話を紹介します。
いつか海外で働いてみたい
近所の小さな喫茶店で、週末どちらか1日だけアルバイトとして働いているA子。20代後半で独身のA子は、平日は本業である中小企業で正社員として働いています。30歳になるまでにワーキングホリデーで海外へ行くという目標があり、語学の勉強をしながら仕事を掛け持ちしお金を貯めていました。
苦手な常連客が……
A子には愛嬌もあり、接客業には向いていたのですが、どうしても苦手な中年女性の常連客がいました。あまりにその常連客から話しかけられるので、A子はついつい自身の恋愛やこれからワーホリに行こうと思っていることなどを話したことがあったのですが……。
価値観が合わない2人
A子と話をしてからというもの、常連客はA子を見るやいなや「彼氏はできた?」「早く結婚して旦那に養ってもらいなさい、それが女の幸せよ!」などと言ってくるようになったのです。
どうやら常連客は、A子がもう結婚を考えてもいい歳だと言うのに考えていないことや、お金を貯めてワーホリに行きたいというA子の夢が気に食わないようでした。