現在の日本では、多種多様な働き方があります。昔の価値観にこだわっている人にとっては信じられないのかもしれませんが、時代に合わせていく必要があるのではないでしょうか? これは筆者が実際に体験した、義母が昔の価値観を押し通してきたお話です。
働く=外に出る
私の義母は、『働くということは外に出て働くしかない!』と思い込んでいる昔ながらの人です。
私は感染症のパンデミックが起きて以来、在宅で仕事をしているのですが、義母にとっては『家で働く』という概念がないので、まったく理解しようとしてくれませんでした。
「暇だから良いでしょ?」と我が家に突然押しかけてくることも多く、「仕事があるので……」と断っても、一切気にかけてくれることはなかったのです。
嫌味
ある年のお正月、義実家に私たち家族と義姉家族が集まりました。
義母は保険営業で働く義姉を「偉いわぁ」「母親の鑑ね」「さすが私の娘!」など、さんざん褒めたたえた後に「Rちゃん(私)は暇そうで良いわねぇ」と嫌味たっぷりにディスってきました。
見かねた夫が「母さん、Rは家で仕事してるんだよ?」と言ったのですが、聞き入れる様子は一切なし!
「家でできる仕事なんて、内職みたいなものでしょ? いくらにもならないじゃない!」とバカにしたように言い放ったのです。