相手を思って『親切心』でやった行動、実は「ありがた迷惑だった」なんて経験はありませんか?
その境界線は人によって違うため、ときには失敗してしまうこともあるでしょう。
今回もそんな、良かれと思ってやった行動が咎められた、筆者の友人から聞いたお話です。
その境界線は人によって違うため、ときには失敗してしまうこともあるでしょう。
今回もそんな、良かれと思ってやった行動が咎められた、筆者の友人から聞いたお話です。
忙しそうな店員さんを思って動いたら……
仕事終わり、いざみんなで予約していた居酒屋へ。
送別会の時期ということもあってか、お店は大繁盛!
店員さんがとにかく忙しなく、行ったり来たりしていました。
それは、私たちがご飯を食べ始めてからも変わらず。
『さすがにかわいそう』と思った私は、店員さんの手助けをすることに。
店員さんの持っているお盆からひょいと料理をとったり、空いたグラスをお盆の上に置くようにしていました。
すると、同僚からまさかの苦言が!
『ありがた迷惑』になることもあると学んだ
「それ、ありがた迷惑だよ」
「止めた方がいいと思う」
親切心でしていた行動に難色をつけられ、困惑した私。
そこで、理由を尋ねてみると……。
「店員さんは絶妙なバランスをとって料理を運んでいる」
「勝手にバランスを崩されて料理を落としたりしたら元も子もない」
実際に飲食店でバイトしていたという同僚のアドバイスを聞いて、『確かに』と納得しました。
その店員さんが喜んでくれていたか、迷惑だったかはわかりませんが、良かれと思ってやったことも、相手にとってはただただ迷惑になることもあります。
それを肝に銘じて、その後は店員さんに任せて、呑み会を楽しみました。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい