結婚すると気になるのが【嫁VS姑問題】。
何かと話題になりがちですが、実はその陰に隠れるようにして、厄介な義父と巡りあうケースもあるようで……。今回は、筆者の知人A子から聞いた、男女差別が酷い義父のエピソードです。

妊婦に対して家事を要求する義父と夫

そんななか、私の妊娠が発覚!
娘であることが分かったので、義両親に伝えると、とにかく喜んでくれてはいたのですが……。

「A子さん早くお茶を入れてくれ」
「女なんだから家事くらいいつでもできないとだめだよ?」

お腹が大きくなってくると、動くのも大変なのは目に見えて分かるはず。

それなのに義父は【家事=女性がするもの】という価値観をここでも押しつけてきたのです。

夫に手助けを求めましたが、義父の言葉に賛同するかのように笑うだけ。

イライラしていると、さらに義父は爆弾発言を!

「産まれてくるのは女か~。次は男の跡継ぎを産んでくれ」
「女ならとにかく、落ち着いた性格になるよう教育しないとなあ」

今の時代、ありえなすぎる男女差別をする義父に怒りで何も言えなくなってしまいました。

姑が義父や夫をしっかり叱ってくれた!

義父と夫がヘラヘラ笑っているなか、
「いい加減にしなさい!」
とピシャリと空気を張り詰めさせたのは姑!

「あんたたち、妊婦になんてことさせようとしてるの」
「それくらい自分でやれ!」
「本当に情けない」

いつも大人しく物静かな姑ですが、実は義家族のなかで一番恐れられている存在。

「父さんもこの時代に男女差別ばかりしてるなら、もう社長は辞めなさい」
「A子さん、息子のことなんていつ捨ててもいいからね」

静かに怒る姑の姿に、夫も義父もタジタジ。

2人から謝られてスカッとしましたし、姑が完全に私の味方でとっても嬉しかったです。

昔ながらの思考をなかなか変えられないのはわかりますが、姑に怒られてからは、夫も義父も、前ほど男女差別発言をすることはなくなりました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい