知人の職場にも、毎日コーディネートチェックをしてくる人がいて辟易していたそうです。しかし、ある同僚が機転をきかしたことで、解決し──!?
ランチタイムのファッションチェックが苦痛
そんなある日、同僚のBさんが「あのさぁ、私のファッションチェックお願いできる?」と、自らAさんに依頼したのです。『みんなはファッションチェックにうんざりしているのに』と思っていた私は、驚いてしまいました。
しかしBさんは、そんな私の驚きをよそに、まるでテレビのレポーターのごとく、自分のファッションンを自虐的に紹介し始めました。
「さて、まずこのトップス......店員さんに『できる女っぽい』と言われ、まんまと購入。しかしいざ着ると『なんか違う感』がいなめません」「髪は起きたまんまの無造作ヘア! ヘアセットにかける時間はなんと......驚愕の1分です!!」
突然始まったBさんのトークに、一同はポカン......。しかしBさんは、ノリノリで「さあ、Aさんはこれをどうオシャレに仕上げるのでしょうか!?」と、マイクに見立てた自分の手をAさんに向けました。
すると、驚いていたAさんは笑い出し「そのトップスはスカートよりパンツの方が合わせやすいよ。髪の毛はごめん、わかんない(笑)」とアドバイス!
見ていた私たちもなんだかおかしくなってしまいました。
その後は、他のメンバーも自分のコーディネートを紹介して、Aさんからアドバイスをもらっていました。ファッションチェックが始まるランチの時間はずっと苦痛でしたが、Bさんのおかげで今では楽しい時間になりました。
素敵なアイデアでみんなを救ったBさんは、まさに救世主ですね! そしてBさんの気持ちを汲んで行動した同僚達も素晴らしいです。良い同僚に恵まれて良かったですね!
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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:中谷 茜
ltnライター:橘るい