現在では、法律により6歳未満の子どもに使用が義務付けられているチャイルドシート!ところが、いまだに“努力義務程度”にしか思っていない方もいて、その考えの違いに戸惑うという話もよく聞こえてきます。
今回は友人と義家族の間に起きた「チャイルドシートに対する価値観の違い」から発生したトラブルについてご紹介します。
今回は友人と義家族の間に起きた「チャイルドシートに対する価値観の違い」から発生したトラブルについてご紹介します。
「私が悪いの?」家族なんだからと違法行為を強要する義家族!
私の車でレストランに向かおうとする義家族。しかし私の車にはチャイルドシートがありません。そこで「人数的には大丈夫ですけど、チャイルドシートがないので、姪っ子ちゃんが乗れないんです」と断りました。
すると、義父が「えっ? 大丈夫だろ、すぐ近くなんだしそれくらい」と言ってきたので「近いとか関係なく、違法なのでダメですよ」と説明。そして「姪っ子ちゃんの安全のためにも、歩いていきましょう!」と提案したのですが......
今度は義母が「そんな! それくらいやってあげてもいいんじゃない? 家族でしょ!」と怒り出し、姪っ子の親であるはずの義姉までもが「歩いて行くなんて無理よー!」と文句を言い出す始末。
まるで私が悪いかのように責められてしまいましたが、絶対に車に乗せるわけにはいきません。しかし、義家族とは価値観が違うようで、まるで話が通じないのです。
そこで私は仕方なく「用事を思い出しました」と言ってその場を去ることに。
自分の孫や子どもの命を守るためのチャイルドシートを、こんなに軽視していることが怖いなと思った出来事でした。
運転中に何かあれば、責任を取るのはドライバーです。家族だから、すぐ近くだからという理由で違法行為を強いられるのは困りますよね。価値観の違う義家族と、今後もトラブルが起きるかもしれませんが、なんとかうまくやっていけることを願っています……。
ftnサイトでは、このストーリーの完全漫画版も公開中! お見逃しなく。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
illustrator : saaco
ltnライター : 橘るい