もはや日本人の国民食と言っても良いほど、ラーメン好きな人は多いですよね。それだけに、ラーメンに対するこだわりが並々ならぬ人も存在するよう。そのこだわりが、人に迷惑をかけないものなら許せるのですが……!?
今回は友人A子が人気のラーメン店で遭遇した「厄介な自称ラーメン通」の話をお届けします。

人気ラーメン店にランチへ行くと隣の客が……?

事細かに食べ方を指示してくる中年男性。
「次はチャーシューに熱が入ってうんたらかんたら……ほら、早く食べて」と、あまりにもうるさいので、さすがに「好きに食べさせてよ……! 」とイライラしたA子。

調子づいた中年男性は、店主に向かってドヤ顔で「ね! これが正しい食べ方だよね、大将! 」と言うと──

「熱いうちに美味しく食べていただければ、自分はそれが一番嬉しいです」と、店主。

冷静に受け流す店主に心の中で拍手を送ったA子は、ようやく静かにラーメンを味わうことができたそうです。

ラーメン好きが高じて度を越してしまったのかもしれませんが、相手が迷惑と感じるほど厚かましいのは困りますよね……。でも、店主のおかげで、静かに味わうことができて良かったです。

ftnサイトでは、このストーリーの完全漫画版も公開中! お見逃しなく。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:Tohya