あるママが突然……
しかし、その中でAさんという1人のママだけが例外だったのです。
あるドラッグストアの前を通りかかったとき、急にAさんは「ごめん! ここ寄って!」と声をあげました。
体調でも悪いのかと思い車を停めると、Aさんは中に入って普通に買い物をし、「よかった~! ちょうど柔軟剤がなかったんだ♡」と戻ってきたのです。
その後も、Aさんは何度か自分のプライベートな買い物をするために車を停めさせました。
一向に進まない買出しに他のママたちはイライラ……
ついに他のメンバーがガチギレ!
自分の都合で予定が遅れているのに、全く悪びれないAさん。
「これうちの近所には売ってないんだよね~。買えて嬉しい! あ、次は〇〇スーパーにお願いしまーす♡」とありえない発言まで……。
これにはついに運転手のママがガチギレ!
「今日が何する日か分かってる? 自分の買い物は自分で行ってくれない? 次から買出しには参加しなくていいよ」と言い放ったのです。
そこでやっと車内の空気が凍り付いていることに気付いたAさん。
「ごめんね~最近忙しくて買い物に行けなかったから、ついつい!」と笑いながら言い訳していましたが、実際その後の買出しにAさんが呼ばれることはありませんでした。
時間に余裕があるのであれば、自分の買い物を済ませてもいいかもしれませんが、時間がないうえにわざわざ行く必要のないお店に行かせるのは違いますよね。忙しくて買い物に行けなかった、という気持ちはわかりますが、時と場合を考えてもらいたかったです。
買出しに行かない代わりに、Aさんは事務作業など、家で1人でできるけれどそれなりに面倒くさい仕事を担当させられています。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:藍沢ゆきの