モラハラ夫にはどう立ち向かうのが正解なのでしょうか? 筆者の知人Aさんが計画したモラハラ夫への仕返しはかなりの長期戦。これまで長年モラハラ夫に耐えてきたAさんは、どんな復讐をしたのでしょうか。知人Aさんから聞いた物語を早速見ていきましょう。

モラハラ夫に従う理由

Aさんは60代で、結婚40年目を迎える女性です。子どもたちは皆巣立ち、夫と2人で暮らしていました。

世代的なこともあるのかもしれませんが、夫はモラハラ気質でした。Aさんを何もできないクズ呼ばわりし、稼いでいる自分が1番偉いのだと家で長年ふんぞり返っていたのです。

Aさんはモラハラ発言を受けながらも、家事をしない夫の世話を甲斐甲斐しく続けていました。お茶がぬるいと言われれば淹れ直し、味が薄いと言われれば料理を作り直していたのです。

Aさんがモラハラ夫に従っているのはある理由がありました。それは夫へ復讐するためです。

Aさんの復讐計画

夫はAさんがいなければ何もできません。なぜなら、長年すべての世話をAさんがやってきたからです。そのことに感謝の言葉があれば、Aさんは救われたかもしれませんがそれすらありませんでした。

だから、Aさんは何もできない夫を捨てることにしたのです。

子育て中からいつか離婚することを夢見ていたAさん。もうすぐやってくる夫の退職に合わせて離婚を切り出し、家を出ていくつもりです。その日がやってくるのを長年楽しみにしていました。