家族には威圧的な態度を取るのに外面だけは良い……そんなモラハラ夫の悪行は周りに理解してもらえないため、追い詰められてしまうことがあります。筆者の友人・H美はモラハラ夫に辟易としていましたが、ある日思わぬ救世主の出現にスカッとしたそうです。何があったのかH美から話を聞きました。
モラハラ全開
私の夫は、出産後にモラハラ夫に豹変しました。
「誰が食わせてやってると思ってるんだ!」
「お前らが生きていけるのは俺のおかげだ!」
「子ども達がバカなのはお前がバカなせいだ!」
妻である私だけではなく、子ども達にも威圧的な態度をとり、平気で罵詈雑言を浴びせることがあり、私たちは困り果てていました。
外面だけは……
しかし問題なのは、モラハラ夫が外面だけは良過ぎることなんです。
保育園・小学校・中学校と保護者関係や担任には良い父親アピールがすごく、家での様子とは180度違う顔を見せていました。
体裁を作るのに疲れるのか、行事などの後はモラハラが加速……。
子ども達も大きくなるにつれ、父親を相手にしなくなっていきました。
知らずにモラハラ
ある日、中学生の娘の友達が家に遊びに来ました。
中間テストの勉強を一緒にするということで、娘の部屋で頑張っていたのです。
そこに帰宅した夫は、娘の友達が来ていることに気付かず、いつものようにモラハラぶりを発揮しだしました。
「掃除ができてない! お前は暇なくせに家事もろくにできないのか!」
「外で働いて帰ってきてるのに、何で風呂が沸いてないんだ!」
大声で私を罵倒し始めたその時、娘の友人が帰ろうとして2階から降りてきたのです。