今回は、知人男性に新幹線で遭遇した迷惑な子連れ女性の話を聞きました。
奮発したグリーン車に現れたクレクレママ
いきなり近づいてきた子連れのママに「このグリーン車の席と自由席を交換しません?」と提案されたA男さん。「席を購入したらいかがですか?」と返答すると、「私は自由席と『交換』してほしいんです!」と、なぜか強気なママさん。
A男さんは「無理です!」とはっきり拒否するものの、今度は「はあ!? 子育てしていると大変なんですよ! 寄り添ってくださいよ!」と、断っても折れないしつこさに車掌を呼ぼうとしたその時......
2人の会話を聞いていた女性が「譲ってあげたらいいのに」と一言口をはさんできたのです。
それを聞いたA男さんはカチンときて、「あちらの親切な女性が譲ってくれるそうですよ」と、ターゲットを女性に変更することに成功。するとママさんは、女性に向かって「ありがとうございます~」と大喜び。
しかし、ターゲットが自分になってしまった女性は驚いて大慌て──!
「早く交換しましょ!」と、高齢女性に迫るママさんに「私は年だし......終点まで行くし......」と言って席を立とうとはしません。
結局、席を交換してもらえなかったママは「日本は子育てに冷たい!」と捨て台詞を吐いて去って行きました。
「子育てをしている人に、もっと優しい社会になったら良いな」と思う事はありますが、過度な要求は非常識になってしまいますよね......。子連れなのだからグリーン車と自由席を「交換」して当たり前でしょ! だなんて。子連れでの移動は大変だからこそ、事前にできる限り安全で快適に移動できる準備をすることが大切ですね。
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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:tetekun
ltnライター:愉子