順番待ちの列ができているときは、きちんと並んで待つのが社会のルールですよね。しかし世の中には、非常識な大人もいるようで……！？ 今回はFさんが体験した、ルールを守らない親子のエピソードをお届けします。
駅のホームで行列ができていて……
順番を抜かして勢いよく車内へ乗り込んだ親子は、当然のような顔で座席に座りました。
車内は混みあっていたため他に空いている席はなく、順番を抜かされた他の乗客は仕方なく立つことに……。
さすがにこれを見かねたある老婦人が、「あなた達、順番抜かしはダメよ！ 」と注意したところ、割り込みをした母親は「は？ 私は子どもを追いかけただけですけど？ 」とシラを切るではありませんか！
しかし老婦人は、「子どもは許せるとしても、親であるあなたまで席を陣取るのはどうなのかしら。大人として恥ずかしくないの？ 」と正論をピシャリ。
その様子を見ていた他の乗客も「そーだ、そーだ！」と言い出し、居ても立っても居られなくなった割り込み親子は隣の車両に逃げていきました。
親子連れが立って空いた席には老婦人と妊婦さんが座り、ホッとしました。
子どもを利用してマナー違反をするなんて、親として誇れるものではありませんよね。電車のマナーは、きちんと子どもに教えてあげなければいけませんね。
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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator：tetekun