断捨離などでいらなくなったものが出てくると、どう処分するか困ってしまうこともありますよね。処分方法としては捨てる、売る、人にあげるなど様々な選択肢がありますが、今回は捨てる方法を選んだために、思わぬトラブルに巻き込まれてしまった私の知人Yさんのお話です。
断捨離の結果
ある日、断捨離をしようと思い立ったYさん。クローゼットの整理をして、大量の服を燃えるゴミに出しました。
「次は子どものおもちゃの断捨離しよう!」
Yさんの子どもたちはもう小学校に上がっていたのですが、小さい頃のおもちゃをまだ物入れにしまいこんでいたのです。
「まだキレイだし、リサイクルショップに売ろうかな」
断捨離にハマっていたYさんはもう使わなくなったおもちゃを沢山袋に詰めて、リサイクルショップへ向かいました。
捨てたはずの服が……
「あれ、これ私の服だ……でも、どうして?」
Yさんがリサイクルショップに行くと、数日前に自分が捨てたはずの服にそっくりな服が陳列棚に大量に並んでいることに気付きました。
どれも見覚えがあり、サイズも自分のものと同じです。それどころか、同じ日に捨てた旦那さんや子どもたちの服まで揃っています。
「誰かがゴミを持って帰ったってこと? 誰だろう、気味が悪いわ……」
服以外のゴミも入っていたのに、ご近所の誰かがゴミ袋をあさって持ち帰ったのだと思うとYさんはゾッとしました。
「まだ捨てたい服が残ってるのに」
Yさんは次のゴミの日に、残っていた服に全てハサミで穴をあけて出すことにしました。