これは筆者の友人から聞いた、略奪婚を企てた女性のエピソードです。妊娠して「やっと結婚できる!」と幸せムードだった彼女を待ち受けていた地獄とは……?

出産直前に男がとった最低な行動

その後、しばらく経っても「妻が納得せず話し合いが難航している」との理由で、彼氏の離婚話は進みませんでした。

その間にお腹の子供はどんどん大きくなり、M子は情緒不安定になって「私と赤ちゃんと3人で暮らす家はどうする?」「もうすぐ赤ちゃん産まれるけど、立ち会ってくれるよね?」と毎日のように彼氏に迫っていました。

そして出産予定日の1週間前になると、なんと彼氏からの連絡がピタッと途絶えてしまったのです。

M子は既に会社を辞めていましたが、2人が働いていた商業ビルに出向き、偶然通りかかった彼氏の同僚を捕まえて「〇〇さん(彼氏)を最近見かけないんですけど、何かありました?」と聞きました。

すると「失踪したらしいよ。奥さんから会社に『旦那が帰ってこない』と連絡があって、今もどこにいるかわからないみたい」と返事が……。

M子はどうすることもできず、そのまま1人で出産して、両親に全てを話して実家に帰っていきました。

既婚者だと知って付き合っていたM子がもちろん悪いのですが、友人としては、過ちを悔いて子供と幸せになってほしいと願わずにはいられません。

最後に

何か理由があったのかもしれませんが、男のあまりの身勝手さに、怒りを感じるエピソードでしたね。

家庭を顧みずに浮気するような人が、自分と再び家庭を持ったところで、大切にしてくれるでしょうか? もし大切な身内や友人で不倫をしている人がいたら、全力で止めてあげるのをおすすめします。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N