これは筆者が友人から聞いた、海外に住んだ経験を誇りに思っている女性のエピソードです。「日本でも英語は学べる」と言うママ友に、マウントを取ろうとしたら……?

児童館で出会ったママ友にマウント! しかし……

ある日、児童館で「旦那の転勤で地方から引っ越してきた」というCさんと仲良くなりました。

N子とCさんと3人で話していると、Cさんが「この前、英会話スクールで子供と一緒に受けられる体験授業に参加したの」と話し始めました。

するとN子が会話を遮り、「英会話なんてダメよ。英語を学ばせたいなら、毎日ネイティブの発音が聞ける英語圏の国で育てないとね」と言い出したのです。

(やれやれ、また始まったよ……)
私はいつも通り聞き流そうとしましたが、Cさんは違いました。

Cさんは「日本でもネイティブの先生がいるプリスクールに通わせる方法がありますよ」とニッコリ。

気分を害したのか、「はぁ? あなた海外住んだことある? ないから日本でもいいとか言えるんでしょ?」とCさんを睨むN子。

するとCさんはあっけらかんと「私、親や旦那の転勤で日本以外にも3ヶ国住んだことあるんですよ! 英語圏の国にも、そうでない国にもいましたよ」と返答したのです。

「そ、そうだったんですね……」と、しゅんとなったN子を見て、少し胸がスッとしたのはナイショです。

最後に

海外経験がある人はかっこいいですが、自ら話題にしすぎると、良く思わない人もいるかもしれません。N子も良かれと思って言っているのかもしれませんが、相手が嫌がっているのでは元も子もありませんよね。

この話に限らず、自慢しているつもりはなくても、相手がうんざりしてしまっていることもあるので、相手がどう捉えているかを考えながら話すようにしましょうね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N