今回は友人のA子から聞いた強引なママ友に振り回されたエピソードをお届けします。
お見合いパーティーで明暗を分けた2人
当日、渋々お見合いパーティに参加したA子は、清楚なワンピースを着て行きました。
一方、B美はスパンコールがふんだんに散りばめられた露出度の高いドレスを着ていました。
B美はA子の姿を見て「やだあ、A子さん地味すぎ!」と吹き出し、「まあ、会場内では私が1番キレイでしょうね」と自分の容姿に自信たっぷりの様子です。
ところが、いつまでたってもB美は男性陣からまったく相手にされず、1人ポツンと立っていました。露出度の高いドレスときつい香水の香りに、男性陣が敬遠したのです……。
反対にA子は、素敵な男性と意気投合して「よければ今度お食事に行きましょう」とデートのお誘が! しかも、この男性は上場企業の社員で、交際から1年で結婚することに──。
結婚することを知ったB美は、「ちょっと! お見合いパーティに申し込んであげたのは私なのよ! なんであなただけ幸せになってるのよ!」と大激怒!!
自分の容姿に絶対的な自信を持っていただけに、引き立て役のはずだったA子が素敵な男性と結婚することに納得ができなかったのです。
A子は旦那さんと出会うきっかけを作ってくれたB美に感謝しているものの、あまりの怒り具合に恐怖を感じ、旦那さんの異動を機に他県へと引っ越すことに決めました。
そもそも「引き立て役になってもらうわ」なんて、人を見下す様な人に魅力を感じる男性はいませんよね……。
それに、引っ越しを決断させるほどの怒りって……考えただけでも恐ろしいです。 離れて正解ですね。
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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:南野ななみ
ltnライター:六条京子