知っているようで意外と知らない服装のマナー。ましてや普段、着なれていない和装となると......不安ですよね。世間一般では常識とされていることでも、知らなくて恥ずかしい思いをしたという人もいるのではないでしょうか?
今回ご紹介するのは、夫婦で温泉旅行へ行ったAさんが、赤っ恥をかいたエピソードです。旦那さんの反応にも注目……です。
今回ご紹介するのは、夫婦で温泉旅行へ行ったAさんが、赤っ恥をかいたエピソードです。旦那さんの反応にも注目……です。
温泉旅館でなぜかスタッフに呼び止められた
旅館のスタッフの方から声をかけられた私。いったい何事?! と思っていると、「浴衣の着方が逆ですよ」と言われました。
ところが、その言葉の意味が分からず「どういうこと? 裏表逆に着てた?」と戸惑う私......。
すると「あ...... そうではなくて、エリは右前が正しい着方になります」と教えてくれたのです。
恥ずかしさで顔が赤くなり、「えっ、そうなんですか?」と言うのが精いっぱいでした。ところが、そんな私の横で夫は「ぶっ、くくくっ」と吹き出していたのです──。
まったく、こんな時に笑い出すなんて......と、ムカっとしました。
部屋に戻り、「気が付いていたなら早く教えてよ!!」と言うと、夫は「イヤ、まじでギャグでやってんのかと思って」と大笑い。
しかも「左前は死装束なんて、日本人なら知ってて当然じゃない?」とまで言われてしまったのです......。
私は何も言い返すことができず、恥ずかしさと怒りで頭がいっぱいになったことは言うまでもありません......。
こういう時は旦那さんが、そっと奥さんに教えてあげてほしいものですよね。笑っている場合じゃありません!
逆に、教えてくれたスタッフには感謝ですね。恥ずかしい思いをしたけれど、これで二度と間違うことはなくなるので安心ですね。
ftnサイトでは、このストーリーの完全漫画版も公開中! お見逃しなく。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
illustrator : saaco
ltnライター : はぴまる