上級生からのある一言で……
2年生になったある日、いつものようにお気に入りのモンスターの服を着て学校へ向かった息子。しかし、学校から帰宅すると、なにやらいつもと様子が違います。
A子が話を聞いてみると、どうやら学校で、見知らぬ上級生たちから「〇〇(あるモンスターの名前)じゃん! うわーっ! だせー!」と洋服のことをからかわれてしまったそうなのです。それ以来、息子は恥ずかしくなってしまったのか、モンスターの描かれている服を頑なに着なくなってしまいました。
新品の服のストックが無駄になってしまう……!?
最初は「しばらくしたらまた着たくなるはず」と思っていたA子でしたが、息子の意思は固かったようで……。
育ち盛りの男児の服はすぐサイズアウトしてしまったり、すぐ汚して破れたりすることも多いため、よく似たデザインの大きめサイズもあらかじめ買っていたA子。一度も袖を通していない新品もたくさん残っていました。
甥っ子に譲ることに
せっかく高いお金を出して購入した服なので、A子としては息子に着てほしかったのですが……。息子が断固として着てくれないため、結局同じくモンスターのゲームシリーズが大好きな2歳年下の甥っ子に譲ることにしました。
そんなことを言ってくる上級生もどうかと思ったのですが、今回のように上級生や友だちの一言で着られなくなってしまったり、本人がキャラに飽きてしまったりすることもありますよね。子供服のストックを買いすぎるのはやめた方がいいと思ったA子でした。
A子は良かれと思って大きめサイズの洋服も買っていましたが……。キャラ物の場合、いつ人気に陰りが見えたり、新しいキャラに人気を奪われたりするか分かりません。流行りものって難しいですね。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:ichika.K