学生時代仲が良くても、社会人生活を別々の都市で始めたり、結婚や出産で生活環境が変化したりすると、友人と疎遠になってしまうこともありますよね。今回は私の友人A子から聞いた、疎遠だった旧友からの突然の結婚報告を素直に喜べなかった話を紹介します。

まさかのお祝いの強要まで……

さらには、最終的に「あとで私の住所送るから、結婚祝いと妊娠祝いどっちもちょうだいね!」と結婚祝いと妊娠祝いを強要されてしまったのです。

A子は「妊娠祝いってなに? 私あなたからもらってないけど」と困惑しつつ、まさかのお祝いの強要にB子の神経を疑いました。「大学時代はもっと謙虚で、誰からも好かれるやさしい性格だったのに……、昔のB子はどこへいってしまったの?」と考えざるを得ませんでした。

本来であれば、友人の結婚や出産は喜ばしいことなのですが、A子の近況を聞こうともしないB子のことを心から喜べないA子でした。

B子の結婚や妊娠が嬉しいので報告したい! 祝ってもらいたい! という気持ちはわかりますが、お祝いは強要するものではありませんよね。B子の住所を知ってしまったため、A子は仕方なく結婚祝いの品は贈ったそうです。B子からも一応お返しはあったとのこと。2人が住んでいる場所がかなり離れていることから、電話以降も実際に会うことはなく、疎遠な状態は続いているそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ichika.K