大人になると、何でも自分の都合のいいように考えて勘違いしてしまう人もいます。ママ友界隈でも、そういう人に出くわす機会が多いかもしれません。今回は筆者が幼稚園時代に遭遇したとんでもママエピソードをご紹介します。
ひょんなことから聞いてしまった……それ言っちゃうの!?
ある月のお誕生日会の当日、子どもたちへのお菓子の配布を終えて、自宅に帰る前に近くで軽く昼食を食べていました。すると、後ろのボックス席で何やら幼稚園ママらしい人たちの会話が聞こえてきて、Aさんがその中にいました。
最初は他愛のない会話内容でしたが、なんと「今日うちの園さ〜お誕生日会なんだけど〜うちだけ毎回プレゼントを渡してもらえないのよ〜ひどくな〜い?!」と愚痴を言っていたのです! 自分から要らないと言ったのに、さもこちら側が意地悪しているかのような言い方を他の園に通うママに言うだなんて、風評被害もいいところだ! と怒りたい気持ちでいっぱいになりました。
その後も、園の父母会に対するありもしない悪口が飛び交ったので、わざと大きな音を立てて席を立ちました。振り返るとAさんがこちらを見ていて、ぎょっとした顔をしたかと思うと、すぐさま視線を逸らしました。
後日、Aさんから父母会費が支払われたことを園から聞いて、呆れて物が言えないとはこのことだなと思ったのでした。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:南さおり