外国の人と接していると、互いの文化の違いにびっくりする時はありませんか? それは大人だけではなく、子どもたちの間でも起こるようです。今回は、小学校に留学にきた女の子とクラスメイトたちの心温まるエピソードをママ友から聞きました。
オランダから留学に来たKちゃん
数年前、ママ友の娘のクラスに、オランダの小学校から転校生がきました。
親の仕事の関係で、日本の小学校へ短期留学という形でやってきたKちゃん。
日常会話はオランダ語と英語で、簡単な日本語が少し話せる程度でした。
しかし、Kちゃんの明るくてオープンな性格も良かったのか、言葉の壁を感じさせないくらいクラスメイトとはすぐに打ち解けていました。
クラスメイトにプレゼントを配る
Kちゃんが転校してきて1ヶ月ほどたったある日、彼女が休み時間にクラスメイトたちにプレゼントを配ったことがありました。
プレゼントをもらった子どもたちは、てっきりKちゃんがオランダに帰ると思ったそう。
転校生が、最後にお別れの挨拶と一緒に文房具をプレゼントしてくれるアレだと思ったんです!
なので子どもたちは「Kちゃんもう帰るの!?」「寂しくなるね」「また日本にきてね」と、それぞれお別れの言葉を伝えたのですが……。