金銭感覚があまりに違うパートナーと一緒に過ごすことには、ストレスが伴います。特に子どもにまでケチるパートナーには、愛想が尽きてしまうことも……。これは筆者の友人・Oに聞いた、あまりにもケチな夫のお話です。

「これでいいじゃん!」

義実家の両親が「ランドセルは一緒に買いに行こう」と誘ってくれたので、私たちは帰省も兼ねて義実家へ行きました。
すると義母が「これは●●(息子)のお父さんが使ってたランドセルなのよ」と、夫が使っていたランドセルを見せてくれたのです。

それを見た夫は
「あ、●●のランドセルこれでいいじゃん!」
「母さんたちもお金使うことないよ。まだ使えそうだし、これで良いよな?」と言い出しました。

大泣きする息子

そんな夫の言葉を聞いた息子は、大泣きしてしまいました。

「みんなきれいなランドセル持ってたもん! こんなボロボロのやつは嫌だ!」

……当たり前です。
小学校の入学というお祝いのタイミングですら、ケチケチ精神を発揮する夫に私は絶句しました。
息子の様子を見ていた義両親も「小学校入学のお祝いはちゃんとする!」と言ってくれたのですが、夫は一人で「もったいない……」と納得していない様子でした。

そんな夫を反面教師に

夫が何のために節約やお金に執着するのかはわかりません。
でもお祝いやお返しなど、人として最低限のマナーや常識は守ってほしいものです。

お金を大切にすることはとても大事ですが、息子にはお祝いでケチるような男にはなってほしくないと思っています。
夫は反面教師にして、私が息子をきちんと育てていかなければいけないと痛感しました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K