相手によって態度を変える人って時々いますが、あまりいい気持ちのするものではないですし、なんだか信用できませんよね。プロとしての行動が求められる場面では尚更です。今回は筆者の友人から聞いたタクシーで実際に体験したエピソードをお届けします。

最後の手段で取り出したのは……

さすがに痺れを切らして「あの、ナビ使ってもらえますか?!」と再び運転手にお願いしても、「あのねぇ、そういう問題じゃなくてさぁ~」とまたうやむやにされそうになります。

こちらに土地勘がなくて分からないのをいいことに、このまま付近をウロウロして料金を稼ぐつもり? といよいよ腹が立ってきた私。

ついに、最後の手段でバッグの中からICレコーダーを取り出し、「今までの会話、全部このICレコーダーに録音してますよ」と運転手に告げると……

突然態度が豹変!

運転手は突然態度を改め、すぐに目的地へと運転してくれました。
「この人、やっぱり分かっててわざとやってたんだ!」と内心悔しく思いつつも、私は胸を撫で下ろしました。

さらに、会話の録音という証拠つきで本社にクレームでも入れられたら困ると思ったのか、余分にかかった料金も請求されずに済みました。

実は私は、仕事で使うICレコーダーを念のためプライベートでも持ち歩くことにしています。
それがこんなことに役立つとは思いませんでしたが、こういう嫌がらせをしてくる人には1番効果があるのかもしれませんね。

まとめ

もちろん、ほとんどのタクシー運転手は誠実に業務をこなしていて、こんなタクシー運転手はなかなかいないでしょう。だからこそ、出会ってしまうと本当に厄介ですよね……。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの